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シルバー・ストーンの歴史 | シャルドネ | カベルネ・ソービニオン | メルロー |
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シルバー・ストーン メルロー(ソノマ・カウンティ)2001
ステンレス・タンクにて88度Fの温度で発酵。その後ミズーリ州のアメリカン・オーク(50%新樽)に移され約12ヶ月熟成されます。樽内での100%マロラクティック発酵。このメルローは複雑でしかも洗練された香りを持ちます。
テイスティング・コメント
「色調は濃く、赤黒いガーネット色。アタックに樽から受けるモカやカカオなどの甘い香りとドライフルーツ状のアプリコット、プラムを連想させる凝縮感ある香りが印象的。口当たりは優しく、非常にスムーズ。少しジャミーな果実味が、最初の口の中全体に広がるが次第にほのかなミントやシナモン、グローブなどのスパイシーなニュアンスも感じられ、複雑味が増してきます。時間とともにスムーズな口当たりから味わいが一変し、力強いタンニンと鉄分を感じるしっかりとした酸味とのバランスが楽しめ、アフターに心地よい満足感がゆっくりと広がります。このワインは大変コストパフォーマンスの高い飲みごたえある一本です。」M.S.
「やや黒味を帯びた鮮やかで艶やかなレッド。脚回りはとてもリッチでとろりとしている。シガー、ココア、八丁味噌、熟れたダークチェリーやブルーベリーのような甘い果実香、ブラックペッパーや檜、鉄ぽっいミネラルからくる血を想わせる野性的な印象が感じられて複雑性を覚えます。口に含むと、甘い果実味、湿った土を想わせるようなしっとりとした風味、こなれたタンニンからくるスパイシーさ、アルコールのボリューム感が渾然一体となって訴えかけてきます。ふくよかで、膨らみのある甘くスパイシーな味わいはどこかシラーやジンファンデルを思わせるのは僕だけでしょうか? とびきり重いという訳でもなくスムーズに楽しめて親しみやすい。全体的に調和も取れていて、今、楽しむのに十分なレベルだと思いますが、2日後に飲んだら香り、味わいの幅が膨らんでいたのでこれからの熟成も十分期待できると思います。アフターに甘いスパイスとドライフルーツを覚え余韻も長いです。温度は17℃ぐらいが良いのでは。」M.K.
合わせる料理:BBQ、焼豚とにが瓜のトウチ炒め、北京ダック、牛肉の沙茶醤炒め、骨付きばら肉のブラックビーンズ蒸し、豚肉スペアリブのマーマレードソース、熟成した白カビチーズ、鰤の照焼、鰻と炭焼き豚の煮込みなどが良いと思います。
アペレ-ション:カリフォルニア(ソノマ・カウンティ) 品種:100%メルロー 度数:12.5%
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